日々の選択、日々の愚痴 あ~なんで?

過去、現在、未来の3つの時代の私の選択を考察していきます。

情報システムは、とっくにインフラだ

仕事は顧客や何かの役に立つことを提供すること、という私の価値観に部分的に異議を唱える意見に出会いました。ひろゆきの、このままだと日本に未来はないよね。という本です。

ひろゆきが書いたところでは、Facebookは生活必需品ではないけれど、生活必需品を作るメーカーや品物を売る流通よりも多くの利益を得ているので、どのように役に立つかがわかりやすい商品を扱う企業に就職しても、そういう業界は競走が激しいので、今後給与はあまり期待できない、という意見でした。
ただ、私は、スマホやWeb、Webサービスは、もはやインフラすなわち社会基盤であり、多くの人にとって生活必需品になっていると思います。Facebookは大きくはSNSという分野の交流サイトなので、仕事で使っている人は、Facebookがなくなると困るはずです。インフラのFacebookの代わりにLINEとか、メールとか、代わりになるインフラサービスを使うでしょう。生活必需品を代表する衣食住とは違う役立ち方が、パソコンやWebやそれらの通信技術にはありますね。今や、ネットにつないだパソコンもしくはスマホを使わないで転職活動するのは、ほぼ無理です。

パソコン創世記

富田倫生 とみたみちお 氏の、

パソコン創世記、1994年、TBSブリタニカ

を読んでいます。

10年以上前に友だちが勧めてくれて、データを青空文庫からダウンロードしたのはいいが、読んでいませんでした。

日本電気がPC9801シリーズを作った歴史が述べられています。

アラン・ケイはもともとはパロアルト研究所にいたのですね。その前に、数学と分子生物学を専攻し、博士課程でコンピュータサイエンスを研究したとのこと。私も、学びたいことを専門と違うからと尻込みしないで学んでいいのだと実感しました。

アラン・ケイはパソコンの概念をダイナブックと名付け、後に東芝が、ノートパソコンのシリーズにdynabookと名付けました。

私は大学時代チャンスをモノにできなかったけれども、歴史に名前を残す人は、チャンスに食らいついて離さない人たちなのだと実感しました。

将棋

みんなの詰将棋、というアプリを使ってみました。三手詰めでも難しいです。

詰将棋を訓練していないと攻め方が分からない。攻め方がわかるまでベイビーステップで進みます。

なお、将棋は取った駒を使えるから局面の場合の数がチェスに比べてとても多いですが、それでも将棋ソフトのほうがプロ棋士より強くなっています。

囲碁は静のゲームか

将棋はコマが動くから動のゲームであるのに対し、囲碁碁石が動かないから静のゲーム、というまとめ方をしている文章に出会ったことがある。

しかし、いったん打たれた碁石は、他の碁石と共鳴し、生命力を持って躍動する。だから、囲碁も動なゲームとしての側面がある。

レノア

久しぶりに行きつけのドラッグストアでダウニーを買おうとしたら、取り扱いがなくなっていた。

柔軟仕上げ剤として私が買ったのは、レノア。ファブリーズを出しているP&Gの製品にこういうのあったんですね。日用品を日常的に買っている方にとっては当然の情報でした。

囲碁ソフト

囲碁のプロ棋士を負かしたDEEPMIND社のアルファ碁。モンテカルロ法に基づいた木探索と、機械学習を組み合わせているとのこと。

囲碁は局面の場合の数が将棋よりもさらに天文学的に多い。天文学で出てくる数字よりも、順列組み合わせの数学の世界に登場する数字のほうが遥かに大きいので、組み合わせ論的に多い、という日本語が普及しないかな、と思いました。