日々の選択、日々の愚痴 あ~なんで?

過去、現在、未来の3つの時代の私の選択を考察していきます。

シンギュラリティとは何か

人工知能研究者レイ・カーツワイルは、

ポスト・ヒューマン誕生 コンピュータが人間の知性を超える時

や、

Singularity is Near

などの著者を書いて、シンギュラリティという概念を広めている。

シンギュラリティとは、技術的特異点のこと。順調に文明が進めば、2045年ごろに、全人類の脳の情報処理量を、全コンピュータの演算処理量が上回り、地球規模で新たな文明の始まりが予想されているのだ。

自分の思考が盗み読みされることは絶対にないと精神医学の教科書には書いているが、実はそうでもない。今の技術水準では、fMRIや、PETを使って、人間が操縦桿を上に上げたいと意思しているか下に下げたいと意思しているかを読み取ることは、既にできる。脳と機械を仲介するブレインマシンインターフェースという技術により、単純な意志ならコンピュータが読み取れるのだ。

今のところそういうシステムを作るのには何千万円とかかるけれども、それこそ2045年には、他人の意志を確認できる装置が、3万円とかで販売されているのではないでしょうか。