日々の選択、日々の愚痴 あ~なんで?

過去、現在、未来の3つの時代の私の選択を考察していきます。

私の仕事観

仕事とは、創意工夫しながら淡々と実行するものです。


勤務先で、私は日報に、
今日の目標
「今担当している仕事の目的を理解する」
と私は書きました。私は目的がわかっていれば努力できるからです。
上司のコメントは、予想外でした。
「仕事の目的っていうけど、そもそもあなたは仕事をどう定義しているの?言われたことをやるのが仕事じゃないよ」
私は、「言われたことと違うことして別の成果物を作っても評価対象外です。求めてないものを作る前に上司に相談して欲しかった、という叱責が来る。だから、言われたことをやるのが仕事だと思います」とその時反論しかけましたが、ガマンしました。
今月2日に、部下がついているクリスチャン、元アリス株式会社出身ですが、彼とSkypeで話す機会がありました。彼は、
「要求通りの成果物を出せる能力というのも確かに大事なんですけど、業務の全工程を理解して、やっつけ仕事をせず、色々考え色々試しながら仕事をする部下は、一年経つと、中身が全然変わっている」
という人物評を伝えてくれました。
それを聞いて、アルプス技研の上司が言いたかったことが想像できました。
私も、定型業務は自分で業務マニュアルを作れるレベルまで自己研鑽してます。あと、上司は特に仕事のどこをチェックするか、私が観察して、私が上司の目で自分の仕事をチェックする、自己レビューの習慣もつけています。
顧客の求めている品物やサービスを完成させるために螺旋階段状のPDCAサイクルを高速で回すのが、仕事です。PDCAは、1回回して終わりではなく、果てしなく続くので、重苦しい言葉のイメージがありますが、それが出来て初めていい雇用契約を結べます。
なお、仕事が早くて雑な人は、PDCAのDCがいい加減なので、仕事への姿勢を変えねばなりません。しかし、業務の思考実験をノートに書くなど、下手くそでも早く進めることに問題ない分野もあります。ブレーンストーミングみたいに、質の高さは気にせず、まずはたとえば5W1Hをたくさん列挙することに意味がある仕事では、PDCAサイクルを高速で回して問題ありません。


仕事に取り組む姿勢が
「時間を守って言われたことをやります」
ですと、指示待ち族だ、と以前父上はコメントしてくれました。ふとんの押し売りなら、そういう人を喜んで採用するでしょう。しかし、問題は、指示されたことが指示通りできない人もたくさんいるということです。指示通りできるようになってきたら、能動的、積極的に仕事に携わる、という段階があります。

水野浩志氏のメルマガに、90年代は経理システムは専用機が採用されておりパソコンを使ってリアルタイムに成約状況を見るのが難しかったのを、パソコンに会計ソフトを取り込んでISDN通信で安価に自計化するシステム構築に水野氏が奮闘した話を読みました。発達障害傾向の方が持っている強みを徹底的に押し出した、という一種の証言です。私も、長所を生かせる読み書きの多い仕事に就きたいと思いました。