ペトリネットモデルは、事象応答分析に基づくソフトウェア要求モデル。
ペトリネットは、2種類のノード
○プレース
-トランジション
と有向枝からなるグラフである。プレースは
・ で示されるトークンを持つことができる。
プレースは、事象や条件を表し、その中にトークンを書くことができる。トークンは、事象の発生や条件を満足したことを示す。
トランジションは、事象や条件に伴う作用を示す。トランジションに入力されてくる矢印の元のプレースに一つ以上のトークンがあれば発火でき、発火によってトークンが出力プレースに移動する。
トークンを処理要求、発火を処理動作と解釈すると、非同期システムの動作モデルとなる。