「きっかけ」ってある!
本棚に読まずに積んであった
とある小説を読んだ。
結論からいうと…
ほんと!よかった。悩み多き今の僕には響いた内容だった。
2007年に出版され2013年に別レーベルで文庫化されたが買ったまま放っておいた。
僕にとって本はすぐに読むものもあるが今回のようになぜか
購入してもなんとなく、本当になんとなく長いこと手に取らないものもある。
興味をもったのは作者がメタフィクションを多くリリースしていることを知ったのがきっかけ。
私の読んだ作品はメタフィクションではなかったけれども。
※メタフィクション:フィクションの登場人物にそのフィクションの読者が登場する作品のこと。
世界初のメタフィクションは「ゴリオ爺さん」。
休日に半分以上(200頁位か)一気に読み、仕事のある翌日は始業前に
勤務先のビルの休憩所で読み続け昼休みにはあっという間に読み終えた。
まずテーマに勇気づけられた。
「自身の確信や使命は外から与えられ自身の外に存在しているものではなく、
自分の中から見つけるもの」
確かに、神さまが自分の外部にいるとしても、確信をもつ主体は自分の頭や心である。
表現力が拙くてうまく言い表せないのが残念な位
現代受けしそうな作品と感じた。
願望があっても意志がないと行動しないし行動できない。
私がとある小説を読み終えたのも私の意志があったから。
僕たちは何を選ぶか自分で決めているのである。
ちなみにその小説は
元長柾木「ヤクザガール・ミサイルハート」星海社文庫
である。
オススメ!です。